@article{oai:tohoku.repo.nii.ac.jp:00002210, author = {李, 殷芝}, journal = {東北大学文学部日本語学科論集}, month = {Sep}, note = {application/pdf, 以前、標準的な発音として取り上げられて来たガ行鼻音が今日全国的に衰退しつつある状況にあたって国語教育や日本語教育の方面にも転換の動きが進んでいるようである。本稿は日本語の将来に影響を及ぼす可能性の大きい教員を対象に、鼻音の実態とそれについての意識・意見との関わりを調査、考察したものである。まず、教員及び生徒の多数の録音を筆者が観察した結果、先学の指摘通り中年教員や生徒において鼻音の衰退、消滅が確認された。なお、教員については自己の音が鼻音かどうかのアンケートも行ったが、その結果も同様であった。次に、教員のほぼ全員についてのアンケート調査では自己の音であると内省している方にプラス価値意識をもつ個人的な傾向が指摘された。全体的には鼻音の方が非鼻音よりも標準意識、美意識の点でやや高く評価されており、特に国語科教師にそれが著しいこことが分かった。ただし鼻音を指導すべきという意見になるとトーンはかなり落ちている。, 紀要類(bulletin), 615701 bytes}, pages = {107--118}, title = {東京のある中・高校のガ行鼻音の実態及び教員の意識・意見について}, volume = {3}, year = {1993} }